ー ビジネスパーソン / セキュリティ編 ー
A10ネットワークスがビジネスパーソンのサイバー攻撃による被害の実態調査を行い、その結果を公開した。
同社の調査によると、ビジネスパーソンの世界全体の13%、日本の7%がIDの盗難、世界全体の20%、日本の10%がハッキング、世界全体の21%、日本の9%がPCの紛失、世界全体の14%、日本の9%がモバイルやPCの盗難を経験していることが明らかになった。また、わずか世界全体の17%、日本の15%しか全アプリで異なるパスワードを使用していないことが分かった。
ID盗難およびハッキング被害を年代別でみると、いずれも20代が一番多く、50代が一番低かった。
PCの紛失や盗難経験を日本、中国、インド、ドイツの4か国の国別でみると、紛失は中国が40%、インドが39%と圧倒的に多く、日本では9%、ドイツではわずか1%であった。盗難はインドが22%と最も高く、続いて中国で12%、日本は9%、ドイツは5%であった。