東西哲学書院、オンラインショップが不正アクセス被害

会社名株式会社東西哲学書院
株式情報非上場
漏洩種別流出
漏洩対象システム
漏洩場所社外
漏洩内容氏名/住所/電話番号/クレジットカード情報
漏洩件数不明 50,338件
漏洩日時不明 ~2024/5/29
発表日時2024/6/3

東西哲学書院にてオンラインショップが不正アクセス被害。同社が運営する「博文栄光堂のオンラインショップ」にて、第三者からの不正アクセスによるシステム侵害が発生した。

本件発覚後、同サイトの稼働を停止し第三者機関による調査を開始。現時点において情報流出の事実は確認されていないが、同サイトにてクレジットカード決済を行った顧客および会員登録をしている顧客の情報が流出した可能性があることから、クレジットカード決済を行った顧客は不正利用に注意を呼び掛けている。

同社はオンラインショップが不正アクセスを受けた件で調査結果を公表。判明した経緯については、警視庁サイバー犯罪対策課より同サイトを利用した顧客のクレジットカード情報の漏洩懸念について連絡があり、クレジットカードの決済を停止した。第三者機関による調査の結果、同サイトのシステムの一部の脆弱性をついた第三者による不正アクセスにより、ペイメントアプリケーションの改ざんが行われ、2021年4月7日から2024年5月29日の期間中に同サイトでクレジットカード決済を行った顧客および2018年5月1日から2024年5月29日の期間中に同サイトに顧客情報を入力したことがある顧客の個人情報が流出した恐れがあることが判明した。

同社は、個人情報保護委員会や所轄警察署に報告を行うとともに、当該顧客に対しお詫びと説明ならびに身に覚えのない請求がある場合は、クレジットカード会社に問い合わせるように呼び掛けている。再発防止策として、システムのセキュリティ対策および監視体制の強化を行うとしており、改修後の同サイトの再開日については、決定次第、改めてWebサイト上に知らせるとしている。(2024年11月5日追加)