日本アンテナのドコでもeye Smart HDに複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのはドコでもeye Smart HDの型番SCR02HD Firmware 1.0.3.1000とそれ以前のバージョンで、OS コマンドインジェクション、アクセス制限不備、ディレクトリ・トラバーサル、任意の PHP コード実行可能な脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、任意のOSコマンド実行や製品の設定変更・情報閲覧・情報盗取、製品内にファイルのアップロードやアップロードしたファイル実行の恐れがある。解決策として、工場出荷時のパスワード変更、公共無線LANへの製品接続を使用しない、外部ネットワークからのアクセス制限によりこれらの脆弱性の影響を軽減できる。