群馬県、県立学校4件で個人情報が流出

会社名群馬県立前橋女子高校/しろがね特別支援学校/前橋清陵高等学校/聾学校
株式情報非上場
漏洩種別流出
漏洩対象クラウドサービス/メール
漏洩場所社外
漏洩内容氏名/メールアドレス
漏洩件数275件/81件/29件/171件
漏洩日時2025/1/10、1/14、1/15、1/21
発表日時2025/1/24

群馬県にて、県立学校4件で個人情報が流出。1件目は同県立前橋女子高校にて、同校が利用しているクラウドサービスで小テストの日程や範囲の電子ファイルを配信した際に、誤って卒業生個人情報含む得点や順位データ含むファイルを配信したことにより15分程度閲覧可能状態となったことにより流出した。
事態発覚後、対象卒業生に文書にて説明とお詫びを行い、該当学年の生徒と保護者にも口頭やメールにて説明とお詫びを行った。

2件目はしろがね特別支援学校にて、教員間でやりとりを行う際に利用していた情報共有アプリの公開設定が限定公開になっていなかったため、全県立学校の教職員や生徒に閲覧可能な状態となっていたことにより情報が流出した。
事態発覚後、対象の生徒及び保護者に口頭又は電話で説明とお詫びを行い、全校児童や生徒の保護者に文書で説明とお詫びを行った。

3件目は前橋清陵高等学校にて、欠席・遅刻連絡用の入力様式ファイルを配信した際に、誤って生徒個人情報含む連絡結果を集約したファイルを配信したことにより削除するまでの2日間生徒に閲覧可能状態となり流出した。
事態発覚後、流出対象の生徒と保護者に口頭又は電話にて説明とお詫びを行った。また、全生徒と保護者にメールにて説明とお詫びを行った。

4件目は聾学校にて研修案内を一斉メール送信した際に、誤ってBCCではなく宛先に入力して送信したことによりメールアドレスが流出した。
事態発覚後、対象者にメールにて説明とお詫びを行うとともに、当該メールの削除依頼を行った。

これらの流出を受けて、県は県立学校長等宛に個人情報漏えい等の防止に関するチェックリストを配布して個人情報の取扱いに係る対応見直しを指示したほか、臨時校長会を開いて個人情報の適切な取扱いの徹底について改めて指示した。