NTT西日本が配布していたフレッツ接続ツールのインストーラにDLL読込みの脆弱性が確認された。影響を受けるのはフレッツ接続ツール Windows 版の全バージョンで、この脆弱性が悪用されると、悪意ある第三者に、意図する場所に細工されたDLLファイルを何らかの方法で配置されている場合に、当該ソフトウェアのインストール時に任意のコードが実行される恐れがある。解決策として、当該ツールはOSがPPPoE接続機能を持っていない時代に作成されて提供されていたが、現在はOSが当該機能を標準搭載しているため、現在はフレッツ接続ツールの提供を終了しており、パソコンに搭載されているPPPoE機能を利用することで、この脆弱性の影響を受けない。