NTT東日本・西日本が配布しているリモートサポートツールに意図しないDLL読込みの脆弱性が確認された。影響を受けるのは2017年8月10日以前に配布されていたリモートサポートツールで、DLL を読み込む際の検索パスの問題により、同一ディレクトリに存在する特定のDLLを読み込む脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、悪意ある第三者に意図する場所に細工されたDLLファイルが配置されている場合に、当該ソフトウェアのインストールにより任意のコードが実行される恐れがある。解決策として、2017年8月10日以前に入手したリモートサポートツールは削除し、2017年8月11日以降に公開されたリモートサポートツールを使用することで、この脆弱性の影響を受けない。