IIJのルータのSEILシリーズにサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が確認された。影響を受けるのはSEIL/BPV4 5.00～5.72、SEIL/x86 Fuji 3.20～5.72、SEIL/X1 4.60～5.72、SEIL/X2 4.60～5.72、SEIL/B1 4.60～5.72で、特定のIKEパケットの受信によりIPsecインタフェースでの通信ができなくなる脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、サービス運用妨害攻撃を受ける恐れがある。解決策として、ファームウェアSEIL/x86 Fuji 5.73、SEIL/X1 5.73、SEIL/X2 5.73、SEIL/B1 5.73が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。
