NTTドコモのLG Electronics 製Wi-Fi STATIONに複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのは脆弱性によって異なるが、Wi-Fi STATION L-02F ソフトウェアバージョン V10gとそれ以前にはバックドア、Wi-Fi STATION L-02F ソフトウェアバージョン V10b およびそれ以前にはアクセス制限不備の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、第三者にリモートで当該製品に管理者権限でアクセスされ、任意の操作を実行されたり、 Web インターフェースにアクセスされて機器に保存されている設定情報を取得される恐れがある。解決策として、最新バージョンが公開されており、アップデートによりこの脆弱性は修正される。なお、このソフトウェアは2014年6月30日から提供している機能バージョンアップを実施した場合のみ対象となるため、事前に機能バージョンアップを実施した上でアップデートするよう呼び掛けている。