トレンドマイクロのInterScan Web Security シリーズにリモートインジェクションの脆弱性が確認された。影響を受けるのはInterScan Web Security Virtual Appliance 6.5 ServicePack 2、InterScan Web Security Virtual Appliance 6.5、InterScan Web Security Suite 5.6 Linux版で、この脆弱性が悪用されると、当該製品の管理画面にログインしたユーザに任意のコードが実行される恐れがある。ただし、この脆弱性の悪用には管理画面へのログインが必要で、パスワードの管理や管理コンソールへのアクセスが制限されている場合にはこの脆弱性の影響を受けないため、攻撃は限定的としている。同社はホットフィックスを公開しており、ホットフィックス適用によりこの脆弱性の影響を受けない。