The Apache Software FoundationはApache Tomcatに存在する脆弱性を修正したアップデートを公開した。 Apache Tomcat 7.0.0~7.0.79にはリモートコード実行、Apache Tomcat 7.0.0~7.0.80には情報流出の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、HTTP PUTが有効なWindows環境で、細工されたリクエストによりJSPファイルがサーバにアップロードされたり、VirtualDirContextを使用している環境において、細工されたリクエストによりJSPのソースコードがバイパスされて閲覧される恐れがある。同社はこれらの脆弱性を修正した Apache Tomcat 7.0.81を公開しており、アップデートによりこれらの脆弱性は修正される。