日本マイクロソフトは10月の月例セキュリティ更新プログラムを公開した。対象となるソフトウェアはMicrosoft Internet Explorer、Microsoft Edge、Microsoft Windows、Microsoft Office、Microsoft Office Servers および Web Apps、Skype for Business および Lync、Chakra Coreで、4 件の新規セキュリティアドバイザリ、1 件の既存脆弱性情報の更新を行った。
今回の更新プログラムでは62件の脆弱性修正を行った。そのうち、セキュリティ機能のバイパスやシェルやスクリプトエンジンのメモリ破損の脆弱性、リモートコード実行の脆弱性など26件は深刻度が「緊急」となっており、同社は顧客に早期にセキュリティ更新プログラムを適用するよう呼び掛けている。
なお、Office 2007、SharePoint Server 2007、および Windows 10 Version 1511 の Current Branch (CB) ・ Current Branch for Business (CBB) のサポートは終了となるため、今回が最後のセキュリティパッチとなる。