RSAライブラリにRSA キーペアを適切に生成しない脆弱性が確認された。影響を受けるのは Infineon 製 RSA ライブラリ version 1.02.013で、この脆弱性が悪用されると、当該ライブラリを使用してRSA 鍵生成を行った際に攻撃者にブルートフォース攻撃により、2048 ビット以下の秘密鍵を盗取される恐れがある。解決策として、各ベンダーが公開するファームウェアのアップデートによりこの脆弱性は修正される。回避策として、この脆弱性はRSA 鍵生成のみ影響するため、別の手段で生成したRSA キーペアの使用によりこの脆弱性の影響を軽減できる。