Mozilla FoundationはFirefox 57に存在する深刻な脆弱性を修正したセキュリティアップデートを公開した。今回公開されたのはFirefox 57.0.2で、Direct 3D 9を使用するANGLEライブラリで描画や要素検証を行う際にバッファオーバーフローが発生する問題に対応した。この脆弱性が悪用されると、クラッシュする恐れがある。重要度は4段階中最高のCriticalとなっている。また、同社は延長サポート版Firefox ESR 52.5.2も公開しており、同じ脆弱性と、プライベートブラウザモードで IndexedDB データ書き込みが可能な脆弱性を修正した。こちらの重要度はhighとなっている。