VMware Workstation、Fusion、Horizon View Client に存在する深刻な脆弱性を修正したセキュリティアップデートを公開した。Workstation 12.x、Fusion8.xには VMNATデバイスにヒープバッファーオーバーフロー、View Client for Windows 4.x及びWindows向けWorkstation 12.xにはCortado ThinPrintに領域外書込み、Horizon View Client for Windows 4.x及びWindows向けWorkstation 12.x にはCortado ThinPrintに領域外読込み、Workstation 12.x 及びFusion 8.x にはゲストRPCにNULLポインタ参照の脆弱性、Workstation 12.x のインストーラにDLLハイジャックの脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると任意のコード実行やサービス運用妨害などの恐れがある。同社はこれらの脆弱性に対応したVMware Workstation Pro/Player 12.5.8、VMware Fusion Pro / Fusion 8.5.9、VMware Horizon View Client 4.6.1を公開しており、アップデートによりこの脆弱性は修正される。