インターネットバンキングマルウェアのDreamBotに感染させようとするウィルスメールが大量に送信されているのが確認され、JC3が注意を呼び掛けている。
JC3によると、2017年10月からDreamBotに感染させようとするウィルスメールの送信が日本国内で急増している。このメールの特徴としてリンク型のウィルスメールで、添付ファイルがついていないため、メールシステムで不審メールとして検出されにくい。DreamBotに感染するとインターネットバンキングの認証情報やクレジットカード情報の盗取、銀行口座からの不正送金などの恐れがあるため、注意が必要となる。JC3は不審なメールを受信していないか確認し、リンクのクリックによりファイルをダウンロードするようなメールに注意するよう呼び掛けている。また、JC3ではDreamBot・Gozi感染チェックサイトを試験運用しているので、使用しているPCがDreamBotやGoziに感染していないか確認するよう呼び掛けている。