日本サイバー犯罪対策センター、楽天銀行を装った不審メールに注意喚起

  • 元記事:【重要】不正送金・フィッシング対策ソフト「PhishWallプレミアム」提供開始について
  • HP:日本サイバー犯罪対策センター
  • 発表日時 2017/11/28

    楽天銀行や楽天カードを装った不審なメールが確認され、日本サイバー犯罪対策センターが注意を呼び掛けている。同センターによると、確認されたのは同行のHPや道銀ダイレクトサービスを安心して利用できるようにするために、セキュアブレインの不正送金・フィッシング対策ソフト「PhishWallプレミアム」を提供開始したという案内メールで、ソフトをインストールするよう誘導している。
    当該ソフトは無料で利用できるとしてインストールさせやすくするよう誘導している。しかし、メールには複数の不審なサイトのPDFを装ったファイルに誘導されるリンクが記載されている。
    楽天銀行の他にも楽天カードを装い、クレジットカードの不正被害が発生していることに対する注意喚起やなりすましによる不正ログイン行為が多発しているため定期的なIDやパスワード変更の依頼、PCのウィルス感染によるカード会社や銀行のログインサイトに偽画面が表示される旨の注意喚起などのメールが確認されている。いずれも「もっと詳しくの情報はこちら」という不自然な言葉のリンクが記載されている。これらのリンクをクリックするとウィルス感染する恐れがあるため、リンクをクリックしたりせず、メールを破棄するよう呼び掛けている。