AppleはiOSやSafari、macOSなど各製品に存在する脆弱性を修正したセキュリティアップデートを公開した。
iOSではiOSではiPhone 5sとそれ以降,iPad Airとそれ以降、iPod touch 第6世代向けにiOS11.2が公開された。iOS11.2ではWebkitやIOkit,Io MobileFrameButter、IOSurface、Kernelに
含まれる領域外読込みや型の取り違え、認証問題などの脆弱性を修正した。
Safari 11.0.2ではSafari 11.0.2ではWebKitに含まれる5件のメモリ破損の脆弱性を修正した。
macOS High Sierra 10.13.2、Security Update 2017-002 Sierra、Security Update 2017-005 El CapitanではmacOS High Sierra 10.13.1、 macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6向けにKernelに存在するメモリ破損や領域外読込み、型の取り違え、OpenSSLやcurl、Intel Graphics Driver、Intel Graphics Driver
などに存在する領域外読込みなどの修正を行った。
また、Apple TV 4K及びApple TV(第4世代)向けtvOS 11.2、全Apple Watch向けwatchOS 4.2ではWebKitやKernelに含まれるメモリ破損、Kernelに含まれる認証問題に対応、iTunes 12.7.2 for WindowsでもWebKitに含まれるメモリ破損など、iOS 11.2.1やtvOS 11.2.1ではHomeKitに存在するメッセージハンドリングの問題、iCloud for Windows 7.2ではWebKitに含まれるメモリ破損など、AirPort Base Station Firmware Update 7.6.9ではAirPort Base Station Firmwareに存在するロジックの問題、さらにUpdate 7.7.9に含まれるメモリ破損の脆弱性に対応した。