Googleはデスクトップ向け Google Chrome 63の安定版を公開した。今回公開されたのはWindows、Mac、Linux向けChrome 63.0.3239.84で、37件のセキュリティ修正を行った。
37件のうちQUICに存在する領域外書込みの脆弱性は危険度が最高のCriticalとなっている。また、 PDFiumのヒープバッファーオーバーフロー及び2件の解放後使用、Skiaの領域外書込み、libXMLの解放後使用、WebAssemblyの型の取り違えの合計6件が危険度Highとなっている。そのほか、危険度Mediumが7件、Lowが5件となっている。