Juniper ScreenOSに複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのはScreenOS 6.3.0r17から6.3.0r20及び ScreenOS 6.2.0r15から6.2.0r18、6.3.0r12から6.3.0r20で、管理アクセスに関する脆弱性とVPN 通信の内容が解読可能な脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、遠隔から認証なしで管理者権限で端末にアクセスが可能となりデバイスが乗っ取られたり、VPN通信の内容を傍受される恐れがある。解決策として、この脆弱性を修正したScreenOS S 6.2.0r19、6.3.0r21、6.3.0r12b, 6.3.0r13b, 6.3.0r14b, 6.3.0r15b, 6.3.0r16b, 6.3.0r17b, 6.3.0r18b, 6.3.0r19bが公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。