Adobe Systemsは19件の脆弱性を修正したセキュリティアップデートを公開した。このうち、CVE-2015-8651の脆弱性を突いた限定的な攻撃が確認されており、早急なアップデートが推奨されている。
影響を受けるのはWindows及びMac版20.0.0.235とそれ以前、IE10、11、8.0、8.1、Microsoft Edge、Chrome版20.0.0.228とそれ以前、Linux用11.2.202.554とそれ以前、Adobe AIR及びSDK用20.0.0.204とそれ以前で、型の取り違え、バッファオーバーフロー、解放後使用、メモリ破損の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、任意のコードが実行される恐れがある。
同社はWindows及びMac、IE10、11、8.0、8.1、Microsoft Edge、Chrome版20.0.0.267及び、延長サポート18.0.0.324、Linux用11.2.202.559、Adobe AIR、SDK用20.0.0.233を公開しており、早急にアップデートするよう推奨している。