DXライブラリにバッファオーバーフローの脆弱性が確認された。影響を受けるのはDXライブラリVer3.15eとそれ以前で、書式指定文字列を引数とする関数で、書式に基づいて生成される文字列の長さが 1023文字( 関数によっては 2047文字 )を超えるとバッファオーバーフローの脆弱性が発生する。この脆弱性が悪用されると、スタック領域に対するメモリの不正なアクセスが発生し、引数として渡すデータの工夫により任意のコードが実行される恐れがある。解決策として、Ver3.16 が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。