古野電気のVoyage Data Recorderにユーザ提供の入力を適切にサニタイズしない脆弱性が確認された。影響を受けるのはVR-3000/VR-3000Sファームウェアバージョン V1.50 から V1.54、 V1.61とそれ以前のV1.6 系、V2.06 から V2.54、V2.60 から V2.61、 VR-7000 ファームウェアバージョン V1.02とそれ以前で、この脆弱性が悪用されると、root権限で任意のコマンドを実行される恐れがある。解決策として、V1.50 から V1.54には V1.56、 V1.61とそれ以前にはV1.62、V2.06 から V2.54にはV2.56、V2.60 から V2.61にはV2.62が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は修正される。