WhatsUp GoldにXML オブジェクトのデシリアライズの際に適切に検証しない脆弱性が確認された。影響を受けるのはWhatsUp Gold version 16.3で、DroneDeleteOldMeasurementsという名のSOAP リクエストハンドラが含まれ、ユーザに操作されたデータがSOAPリクエスト経由でシリアライズしたXMLオブジェクト内のアプリに通過し、データがサニタイジングやエスケープ処理されずにSQLクエリに直接含まれるため、SQLインジェクション攻撃をされる恐れがある。この脆弱性が悪用されると、攻撃者にデータベース上でSQLクエリを実行される恐れがある。解決策として、この脆弱性を修正したWhatsUp Gold 16.4が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。