Adobe SystemsはWindows、Mac向けにAcrobat及びReaderのセキュリティアップデートを公開した。今回のアップデートでは解放後使用、メモリ破損、制限回避、ディレクトリの検索パスなど17件の脆弱性を修正した。これらの脆弱性が悪用されると、任意のコード実行の恐れがある。
Windows、Mac版Acrobat DC、Acrobat Reader DCの連続バージョン15.010.20056、クラシックバージョン15.006.30119、Acrobat XIバージョン11.0.14、Reader XIバージョン11.0.14にてこれらの脆弱性が修正され、いずれも優先度2となっており、30日以内をめどにアップデートするよう推奨している。