Chromodoに同一生成元ポリシーを実行せず、旧バージョンの Chromium を使用している脆弱性が確認された。影響を受けるのはChromodo 45.8.12.392およびChromodo 45.8.12.391で、Comodo Chromodoは2015年9月にリリースされたChromium 45.0.2454.93をベースにしたComodo Internet Securityがパッケージされており、デフォルトで同一生成元ポリシーが適用されていないため、この脆弱性が悪用されると、細工されたウェブページを経由して他のドメインからユーザのWebコンテンツにアクセスされる恐れがある。現在この脆弱性に対する解決策は確認されていない。軽減策として、JavaScriptを無効にしてクロスドメイン攻撃を回避する、またはこの脆弱性が修正されるまでChromodo を使用しないことで、この脆弱性の影響を軽減できる。