Microsoftは2月の月例セキュリティ情報を公開した。今回は6件の深刻度「緊急」7件の深刻度「重要」のセキュリティ情報が公開された。
深刻度「緊急」のIEの累積的なセキュリティ更新プログラムでは、情報漏えい、メモリ破損、特権昇格、ブラウザーのなりすまし、DLL 読み込みのリモート コード実行など13件、Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラムではブラウザーのメモリ破損やなりすまし、ASLRバイパス、Edgeのメモリ破損など6件が修正された他、Microsoft Windows PDF ライブラリ用のセキュリティ更新プログラム ではWindows Reader 、Microsoft PDF ライブラリ バッファ オーバーフローの2件、Windows Journal 用のセキュリティ更新プログラムではWindows ジャーナルのメモリ破損、Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラムのメモリ破損、SharePointのXSSの7件、Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラムが公開された。いずれも悪用されるとリモートでコードが実行される恐れがある。
その他特権昇格やサービス運用妨害の恐れのある脆弱性の修正を行った。