個人情報保護委員会は、マイナンバーの流出につながる事例をまとめた、「番号制度ヒヤリハット事例」を公開した。日常生活においてマイナンバーが流出するケースをいくつか紹介している。
住民票に個人番号(=マイナンバー)が記載されていることを知らずにローンの申込みのために金融機関に提出しようとしたケース、従業員名簿修正のために社内電子掲示板に掲示しようとしたところ個人番号が含まれていたケース、マイナンバー通知カード入り財布を紛失し、遺失物届け提出の際に通知カードとマイナンバーを記載しそうになったケース、マイナンバーが記載された書類が紛れた文書廃棄の際に廃棄書類と一緒に捨てそうになったケースなどを紹介している。いずれも、うっかりやってしまいがちな事例が紹介されており、注意するよう呼びかけている。