Internet Key Exchange(IKE)にサービス運用妨害の脆弱性が確認された。影響を受けるのは Internet Key Exchange version 1と2(IKEv1 / IKEv2)で、ネットワーク転送量の制限が不十分であるために、分散型サービス運用妨害攻撃の規模を増幅させるリフレクションDDoS攻撃に悪用される恐れがある。現在この脆弱性に対する解決策は確認されていない。回避策として、IKEサーバのレスポンスの再送制限を行ったり、ルータやファイアウォールによるフィルタリングを行うことでこの脆弱性を軽減できる。