Cisco Systemsが複数の脆弱性を修正したセキュリティアップデートを公開した。Cisco Nexus 3000シリーズや3500 プラットフォームスウィッチでは Cisco NX-OSソフトウェア上に認証不備の脆弱性が存在する。この脆弱性により攻撃者がbashシェルアクセス権を持つルート権限でデバイスにアクセスが可能になる。その他にも、Cisco NX-OSソフトウェアにはTCPパケットの処理の問題によりサービス運用妨害を引き起こす脆弱性が存在し、Cisco Nexus 1000V Series Switches、 Cisco Nexus 3000~7000 Series Switchesが影響を受ける。また、Cisco Nexus 5500~6000 Series SwitchesのSNMPパケットにはSNMPアプリを何度も再起動させてサービス運用妨害を引き起こす脆弱性も存在する。 同社はこれらの脆弱性を修正するアップデートを公開した。