滋賀県にて、同県庁を装ったメールが同県職員宛に送信されているのが確認され、注意を呼びかけている。同県によると、滋賀県庁のドメインを使用したメールアドレスで東近江環境事務所の職員宛に送信された。同事務所の職員が不審に思い、県の情報政策課宛に連絡したことにより発覚した。当該メールの表題が英文で記載された不審なもので、心当たりないメールであったため削除し、開封はしていなかったが、同日3通にわたり同様のメールが送信されていた。その後の検証で送信元アドレスが実在しないメールアドレスであることが判明したため詳細の調査を行った結果、Zip形式のファイルが添付され、ウィルスが確認された。今後、同様のメールが県職員以外にも送信される可能性もあるとして送信元が「documents@pref.shiga.lg.jp」となっているメールを受信した場合には添付ファイルを開いたりリンクをクリックしないよう注意を呼びかけている。