Quaggaにバッファオーバーフローの脆弱性が確認された。影響を受けるのはQuagga 0.99.24.1とそれ以前で、bgpd がVPNv4 用のBGP ピアを設定している場合でVPNv4 NLRI パーサ中の memcpyがLabeled-VPN のSAFI ルートデータを受信した場合に、データの上限の長さが適切にチェックされていないため、バッファオーバーフローの脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、不正なBGPにより特定の設定のbgpdホストで任意のコードを実行される恐れがある。解決策として、Quagga 1.0.20160309が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。