OracleのJava SEにリモートコード実行が可能となる脆弱性が確認された。影響を受けるのはWindows、Solaris、Linux、OS X向けJava SE 7 Update 97、Java SE 8 Update 73、Java SE 8 Update 74で、認証なしで遠隔から任意のコードが実行可能となる。この脆弱性が悪用されると、細工されたサイトへのアクセスによりシステムのクラッシュや改ざん、情報漏えいなどが引き起こされる恐れがある。解決策としてJava SE 8 Update 77が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。CVSSのスコアが10点満点中9.3と危険なレベルにレーティングされており、早急にアップデートするよう推奨している。