GoogleはGoogle Chromeの安定版となるChrome 50が公開された。今回公開されたのはWindows、Mac、Linux向けChrome 50.0.2661.75で、20件のセキュリティ修正が行われた。なお、Windows XPやVista、Mac OS X 10.6、10.7、10.8、 32-bit Linux、Ubuntu 12.04(Precise)、Debian 7(Wheezy)はサポート対象外となる。
外部研究者から報告された脆弱性は8件で、危険度Highが2件、Mediumが5件、Lowが1件となっている。危険度Highでは拡張バインディングにユニバーサルクロスサイトスクリプティング及びV8に境界外書き込みの脆弱性が報告された。その他にも境界外読み込み、メモリ読み込み、解放後使用、ファイルパス制限バイパス、なりすまし、機密情報流出の脆弱性に対応した。