HP Data Protector に複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのは、Data Protector 7.03_108、8.15、9.06以前のバージョンで、Encrypted Control Communications を有効にしていてもユーザ認証を行わない脆弱性やハードコードされたSSL 秘密鍵を使用している脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、リモートから攻撃者にサーバ上で任意のコード実行や中間者攻撃をされる恐れがある。解決策として、HP Data Protector 7.03_108、8.15、9.06が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。