NTP daemon (ntpd) に複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのは、ntp-4.2.8p7以前のバージョンで、認証バイパス、不適切な入力値、NULL ポインタデリファレンス、リソース枯渇、不適切な同期、情報漏えい、境界線外読込み、バッファオーバーフロー、情報漏えいなどの脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると細工されたパケットによりサービス運用妨害や認証バイパス、管理画面の変更などをされる恐れがある。解決策として、ntp-4.2.8p7へのアップデートによりこの脆弱性は解消される。