Mozilla FoundationはWindows、Mac、Linux、Android向けに深刻な脆弱性を修正したFirefox 46を公開した。今回修正された脆弱性は10件で、重要度が最高の「Critical」が1件、「High」が4件、「Moderate」が5件となっている。Criticalの1件はメモリ破損の脆弱性で、この脆弱性が悪用されると任意のコードを実行される恐れがある。その他、不適切なHashMap書き込み、バッファオーバーフロー、ユーザアクションの流出、解放後使用などの修正を行った。Firefox 46、Firefox ESR 38.8、Firefox ESR 45.1、Thunderbird 38.8にて修正されている。