Adobe SystemsはFlash Playerに存在する脆弱性を修正したセキュリティアップデートを公開した。CVE-2016-4117の脆弱性を突いた攻撃が確認されており、早急なアップデートが推奨される。
今回修正されたのは24件の脆弱性で、Windows 版、Macintosh 版、Linux 版、ChromeOS 版Adobe Flash Player 21.0.0.226までのバージョンに対応した。今回のアップデートでは任意のコードが実行される恐れのある入力の混乱、解放後使用、ヒープバッファオーバーフロー、バッファオーバーフロー、メモリ破損、ディレクトリ検索パスの脆弱性に対応した。同社はWindows、Mac、Chrome向けAdobe Flash Player 21.0.0.242、延長サポート版 18.0.0.352、Linux版 Adobe Flash Player 11.2.202.621が公開されており、早急にアップデートするよう推奨している。