ウイルスバスター クラウドに複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのはウイルスバスター クラウド 8及び10で、アクセス制限不備及び任意のスクリプト実行の脆弱性が存在する。一般的な利用環境においてはインターネット経由で攻撃を受けることはないが、これらの脆弱性が悪用されると、ウィルス感染などによりネットワーク内に侵入されていたり、ルータ設定がウィルスバスターの内部使用ポート番号が待ち受け状態になっている場合、攻撃者に端末内のファイルへアクセスされたり任意のスクリプトが実行される恐れがある。解決策として、PCがインターネット接続されている場合には脆弱性を修正するプログラムアップデートが自動配信される。また、修正モジュールもダウンロードで手動で適用することも可能となっている。