サイボウズ ガルーンに複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのは脆弱性によって変わるが、複数のアクセス制限不備がサイボウズ ガルーン 3.0 から 4.2、3.1 から 4.2、3.0 から 4.0.3、複数のディレクトリトラバーサルがサイボウズ ガルーン 3.0 から 4.2、3.7 から 4.2、メール機能に関する情報漏えいがサイボウズ ガルーン 3.7 から 4.2、サービス運用妨害がサイボウズ ガルーン 3.1 から 4.2、オープンリダイレクトがサイボウズ ガルーン 3.0 から 4.2、クロスサイトスクリプティングがサイボウズ ガルーン 4.0.3で、これらの脆弱性が悪用されると、送信元メールアドレスの偽造、ポートレットのグループ作成、閲覧、改ざんやマルチレポートの閲覧、ファイル管理機能の設定変更、本来アクセス不可のログ情報盗取、メール開封の第三者への把握、システムリソースを消費するサービス運用妨害攻撃、任意のウェブサイトへのリダイレクト、個人アドレス帳の情報取得、メール画面上での意図しない画像ファイル表示などの恐れがある。解決策としてサイボウズ ガルーン4.2.0、4.2.1が公開されており、アップデートによりこれらの脆弱性は解消される。