Googleは複数の脆弱性を修正したGoogle Chromeのセキュリティアップデートを公開した。今回公開されたのはWindows、Mac、Linux向け Chrome 51.0.2704.63 で、42件の脆弱性を修正した。今回外部の研究者から報告された脆弱性は23件で、このうちBlinkや拡張機能のクロスオリジンバイパス、V8やSkia、PDFiumの型の取り違えやヒープオーバーフロー、解放後使用など9件の脆弱性の危険度が上から2番目の「High」になっている。その他型の取り違えやバイパス、領域外アクセス、領域外読み込み、ヒープオーバーフロー、情報漏えいなど10件の危険度「Medium」、4件の危険度「Low」の脆弱性の修正を行った。