GoogleはChrome 51に含まれる複数の脆弱性を修正したChrome 51を公開した。今回公開されたのはWindows、Mac、Linux向けChrome 51.0.2704.79で、15件の脆弱性を修正した。このうち外部の研究者から報告されたのは7件で、Extensionバインディングのクロスオリジンバイパス、Blinkにおけるクロスオリジンバイパスは危険度が受けから2番目のHighとなっている。その他Extensionバインディングの情報漏えい、DevToolsのパラメータサニタイゼーション失敗、ExtensionやAutofillの解放後使用、Skiaの境界線外読込の5件が危険度Mediumとなっている。