Adobe Systems、Adobe Flash Playerの脆弱性を突いた攻撃を確認、二日後にアップデートを公開

  • 元記事:Security Advisory for Adobe Flash Player
  • 元記事:Security updates available for Adobe Flash Player
  • HP:Adobe Systems
  • 発表日時 2016/6/14

    Adobe Systems は Adobe Flash Playerに含まれる複数の脆弱性を修正したアップデートを公開した。対象となるのはWindows、Macintosh、Linux、Chrome OS向けAdobe Flash Player 21.0.0.242とそれ以前で、そのうちCVE-2016-4171の脆弱性を突いた攻撃が確認されている。この脆弱性が悪用されると、クラッシュを引き起こし、システムを制御される恐れがあるとして、早急にアップデートをするよう呼び掛けている。
    今回のアップデートでは型の取り違え、解放後使用、ヒープバッファオーバーフロー、メモリ破損、検索パス、バイパスなど36件の脆弱性に対応した。同社はこれらの脆弱性を修正したWindows 及びMacintosh向け22.0.0.192 、延長サポート向け18.0.0.360 、Linux向け11.2.202.626が公開された。優先度は1となっており、早急なアップデートが推奨される。