シマンテックにて、Symantec や Norton 製品に複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのはすべてのSymantec 製品及び Norton 製品で、Symantec Antivirus のRAR ファイルの解凍やMSPACK アーカイブにメモリ破損、展開ツール ASPack にヒープオーバーフロー、パワーポイントファイル処理のスタックオーバーフロー、MIMEの解析機能のヒープオーバーフロー、TNEF デコーダの整数オーバーフロー、dec2zip ALPkOldFormatDecompressor::UnShrink の境界チェック不備など8件の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されるとroot 権限で任意のコードが実行されるなどの恐れがある。同社はこれらの脆弱性を修正したアップデートを公開しており、できるだけ早くアップデートを適用するよう呼び掛けている。