マイクロソフトは7月 の定例セキュリティ情報を公開した。今回は11件の情報を公開した。そのうち6件は深刻度が最大の「緊急」で、IEの累積的なセキュリティ更新プログラムではメモリ破損、バイパス、情報漏えい、なりすましなど15件の脆弱性に対応した。Edge 用累積的なセキュリティ更新プログラムではバイパス、メモリ破損、情報漏えいなど13件、Microsoft Office 用セキュリティ更新プログラムではメモリ破損、バイパスの7件の脆弱性に対応した。そのほか、JScript・VBScriptの累積的なセキュリティ更新プログラム ではメモリ破損、Windows 印刷スプーラー用セキュリティ更新プログラム ではリモートコード実行、特権昇格の2件、Adobe Flash Player に含まれる深刻な脆弱性に対応した。その他5件は深刻度が「重要」で、Windows 保護カーネルモードやWindows カーネルモードドライバー、.NET Framework、Windows カーネル、セキュアブートなどの脆弱性に対応した。