iOS及びOS XにiMessageを介して送信された画像などのファイルが盗み見られる脆弱性をCiscoのセキュリティチームであるTalosが公開した。Talosによると、iMessageで送信されたファイルの暗号化が解除できる脆弱性が確認された。iMessageを介して不正なファイルを送り、メッセージを受信するだけで何も操作をしなくても自動的に端末にアクセス可能な状態になる。これは最新版以外のiOS、OS Xすべてに存在するため、早急に最新版のiOS 9.3.3又はOS X El Capitan 10.11.6にアップデートするよう呼び掛けている。また、すぐにアップデートが難しい場合にはiMessageをオフにしておくことを推奨している。