Oracleは四半期ごと定例アップデート「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を公開した。今回のアップデートではJava SE、Oracle Database Server、Fusion Middleware、E-Business Suite、MySQLなどに含まれる276件の脆弱性に対応した。このうち19件は10段階のリスクの評価システムが9.8となっている。
Database Serverでは9件の脆弱性を修正し、1件がベーススコア9.0となっている。Fusion Middlewareでは40件の脆弱性を修正し、5件がベーススコア9.8、E-Business Suiteでは23件の脆弱性に対応し3件がベーススコア9.1、Supply Chain Products では25件の脆弱性のうち9.8が2件、9.1が1件、Java SEでは13件の脆弱性に対応し、4件がベーススコア9.6、Sun Systems Productsでは34件の脆弱性のうち3件がベーススコア9.8、MySQLでは22件の脆弱性を修正した。同社は早急にアップデートするよう呼び掛けている。