ASN1Cで生成したソースコードにバッファオーバーフローの脆弱性が確認された。影響を受けるのはASN1C 7.0.1.x とそれ以前のC又はC++コードで、ヒープマネージャの rtxMemHeapAlloc 関数にヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、信頼できない通信相手からの受信ASN.1 データ処理によりリモートからrootやSystem権限などアプリ権限で任意のコードを実行される恐れがある。解決策として、この脆弱性を修正したASN1C 7.0.1.x シリーズ用hotfixが公開されており、hotfix 適用によりこの脆弱性は解消される。