インテルのセキュリティモバイルリサーチチームが、iOSユーザを狙ってAppleアカウントを盗み出すSMSフィッシング詐欺を確認し、注意を呼び掛けている。
確認されたのはAppleアカウントが一時的にロックされている旨のメッセージで記載されたURLにアクセスするよう促し、クリックすると不正サイトにリダイレクトされる。PHPプログラムで端末のWebブラウザやアクセス元に応じたWebサイトを表示し、アカウントが停止しているので48時間以内に再認証するよう求め、再認証されないとアカウントが停止すると脅してサイトに行くよう促す。
犯罪者がアカウント情報を盗んでハッキングするためには高度なハッキングスキルは必要なく、フィッシングサイトに誘導することが有効なため、このような脅威から守るためにも、不審な番号やメッセージには注意するよう呼び掛けている。