福岡市企業進出支援サイト「Asia-biz Fukuoka」にて、サイトの特定部分にプログラムミスがあり、ディレクトリ・トラバーサルの脆弱性が存在することが確認された。この脆弱性の悪用により、非公開ファイルへの不正アクセスが可能な状態になっていたことが判明した。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)からの連絡により脆弱性が発覚。脆弱性発覚後、直ちに当該脆弱性を修正し、不明なIPアドレスからの非公開ファイルへのアクセスの有無を確認した結果、 23サイト・359ファイルに不正アクセスの形跡が確認されたため詳細調査を行ったが、ファイルの内容に個人情報は含まれておらず流出はしていなかった。また、サイトの改ざんや削除などの形跡も確認されなかった。