GoogleはWindows、Mac、Linux向けに複数の脆弱性を修正したデスクトップ向けChrome 52のアップデートを公開した。今回公開されたのは安定版Chrome 52.0.2743.116で、10件の脆弱性に対応した。そのうち外部研究者が発見した脆弱性は7件で、アドレスバーのなりすまし、Blinkの解放後使用、pdfiumのヒープオーバーフローの4件が危険度が上から2番目のHigh、同一生成元ポリシーのバイパス、パラメータサニタイゼーションの失敗の3件の危険度が3番目のMedium となっている。これらの脆弱性を悪用されると、攻撃者に任意のコードを実行されたる恐れがあるため、アップデートを早めにするよう推奨している。